![]() Procede et dispositif de production d'air comprime et dispositif de pompage d'eau utilisant
专利摘要:
公开号:WO1992001154A1 申请号:PCT/JP1991/000892 申请日:1991-07-02 公开日:1992-01-23 发明作者:Tsugio Nagata 申请人:Tsugio Nagata; IPC主号:F04B9-00
专利说明:
[0001] 糸田 [0002] 圧縮空気の作成方法および作成装置、 並びに [0003] この圧縮空気を利用した揚水装置 [0004] 技術分野 [0005] この発明は、 自然エネルギーのみによって空気膨張エネルギーとして作 用する圧縮空気を作成する方法および作成装置を提供するものである。 更に、 この発明は、 上記の作成方法および作成装置で得られた圧縮空気 のもつ空気膨張エネルギーを利用した水力発電における揚水装置を提供す るものである。 背景技術 [0006] 世界のエネルギーは、 石炭、 石油、 原子力等環境破壊につながるものが 大部分を占めている。 一方、 水力発電、 風力、 波力等のように環境破壊の 原因となる物質を発生しないエネルギーは大きな発展を期待できない現状 である。 —― 発明の開示 [0007] 本発明は、 圧縮空気の作成方法および作成装置を提供するもので る。 高いところにある物体は、 低いところにある物体に対して重力による位置 のエネルギーを持っていること。 清水中では物体に浮力が働くこと。 及び 水圧は深さに比例して増大すること。 本発明はこの 3つの物理的性質を利 用して発明されたものであ。 すなわち、 本発明は、 水面上で密閉した空気 を、 水より重い物体を重しとして水中に沈め、 この密閉した空気を水圧に よって圧縮してから、 沈下用重しを切り放し、 空気を圧縮した状態で、 浮 力体の浮力の働きによリ水面まで浮上させて圧縮空気を回収できるように したものである。 このように、 本発明で必要とされるエネルギーは、 沈下 用の重しの重力、 水圧、 及び水圧による浮力でぁリ、 これらはすべて自然 エネルギーである。 [0008] 更に、 本発明は、 上記の作成方法及び作成装置で得られた圧縮空気を利 用した水力発電における揚水装置を提供するものである。 これは、 前記の 圧縮空気のもつ空気膨張エネルギーを利用して水力発電における使用済の 水を発電前の上流貯水池へと繰返し還元できるようにしたものである。 本 発明によれば、 自然エネルギーである水力発電の能力を、 降水量による制 限を超えて最大限発揮できるばかりでなく、 更に水力発電を高層ビルの自 家発電にも応用可能である。 図面の簡単な説明 [0009] 第 1図は、 クランプ装置を省略して示した圧縮空気の作成装置の縦断側 面図である。 [0010] 第 2図は、 圧縮空気回収容器を省略して示した図 1 と同じ圧縮空気の作 成装置の縦断側面図である。 [0011] 第 3図は、.圧縮空気の作成装置の他の実施例を示す縦断側面図である。 第 4図は、 圧縮空気を利用した水力発電における揚水装置の縦断側面図 である。 [0012] 第 5図は、 同じく揚水装置の他の実施例を示す縦断側面図である。 発明を実施するための最良の形態 一 — [0013] 第 1図、 第 2図及び第 3図は、 圧縮空気の製造装置を示す縦断側面図で ある。 この圧縮空気の製造装置 1は、 空気を密閉できる空気室 1 2をもち、 この空気室 1 2を水圧に対応してその内容積を減少できる構造の容器本体 1 0と、 水圧に対応してこの空気室 1 2の内容積が減少された際に圧縮さ れた空気を圧入するためのこの空気室に逆流防止弁 3 2を介して連結され た圧縮空気回収容器 3 0と、 これらの容器 1 0, 2 0を水中に沈降できる ように前記容器本体 1 0に敢付けられた沈下用重し 4 0とを備えている。 前記空気室 1 2は、 水中に沈められた場合にその水圧に対応してその内 容積を滅少できる構造をもっているが、 第 1図および第 2図に示した装置 の空気室 1 2は、 密閉された円筒形状の容器本体 1 0内にこの容器 1 0の 内壁に沿って上下に摺動される圧縮用ビストン 1 4を配設し、 この圧縮用 ピストン 1 4を介して前記容器本体 1 0内を、 密閉された空気室 1 2と、 外部から容器本体 1 0内に水中の水を流入できる水流入口 1 8を容器の周 壁に開口した水圧室 1 6とに隔てて構成してある。 この容器本体 1 0を水 中に沈めた場合、 水は前記水流入口 1 8を通して前記圧縮用ビストン 1 4 の上部にある前記水圧室 1 6に圧入される。 水圧室 1 6内に圧入された水 の水圧によって前記圧縮用ピストン 1 4を空気室 1 2方向に移動させて空 気室 1 2内の空気を圧縮するようになっている。 この空気室 1 2には、 連 結管 3 4にて圧縮空気回収容器 3 0を連結してある。 この連結管 3 には 逆流防止弁 3 2を取付てある。 この圧縮空気回収容器 3 0は、 圧縮空気の 圧縮状態を維持できるように前記空気室 1 2の縮小前の内容積に比べて極 めて小さな内容積をもっている。 また、 前記逆流防止弁 3 2は、 空気室 1 2内の圧力が前記圧縮空気回収容器 3 0内の圧力よリ大きい時は空気室 1 2内の空気は圧縮空気回収容器 3 0内に入るが、 圧力の関係が反対のとき は圧縮空気回収容器 3 0内の圧縮空気が空気室 1 2へ逆 しないように働 いている。 前記圧縮空気回収容器 3 0は、 前記容器本体 1 0から取替えが できる構造にしておく。 [0014] 第 3図は、 空気室 1 2の他の実施例を示している。 この空気室 1 2は、 密閉された円筒形状の容器本体 1 0の外壁自体を外部からの水圧に対応し て縦方向に伸縮自在に変形する構造としてあり、 この容器本体 1 0の内部 空間を空気室 1 2として構成してある。 外部からの水圧によって容器本体 1 0の外壁自体を縦方向に縮小させることにより、 容器本体 1 0内の空気 室 1 2の内容積を減少できる構造としている。 この容器本体 1 0の構造に ついて更に説明する。 この容器本体 1 0は、 大気中で大気圧より大きな圧 力の空気を入れたとき空気圧で膨らんで円柱形状になるように、 上部板 2 1 と下部板 2 2とを布部材 2 で密閉状態に継ぎ合わせ、 この布部材 2 4 に環状の補強部材 2 6を縫い付けておく。 この布部材 2 4は、 引張に強く、 そのうえ水や空気の浸透を許さぬ材質のものを用い、 前記補強部材 2 6は 圧縮に強く変形の少ない構造を採用する。 前記容器本体 1 0には、 空気室 1 2内に空気を入れるための空気流入パルプ 2 8を取り付けてある。 また、 前記容器本体 1 0の上部板 2 1には、 連結管 3 4にて圧縮空気回収容器 3 0を連結し、 この連結管 3 4には図 1及び図 2の装置に取リ付けた逆流防 止弁 3 2と同じ働きをする逆流防止弁 3 2を取り付けておく。 第 3図に示 した圧縮空気回収容器 3 0は、 浮力体としても働くようにしてある。 これ については後で述べる。 なお、 第 3図では、 前記容器 体 1 0を中空の円 柱形状としているが、 深海の水圧に耐えるためには中空の球形状のものが より好ましい。 [0015] これらの容器本体 1 0には、 前述したように容器本体 1 0を水中に沈下 させるための沈下用重し 4 0を取付けてある。 この沈下用重し 4 0は、 水 圧に対応して空気室 1 2の 容積が最も減少された際に容器本体 1 0から 取り外されるように重し取付け具 4 2によって取り付けられている。 さら に、 これらの容器本体 1 0には、 前記沈下用重し 4 0を容器本体 1 0より 取り外した場合、 容器本体 1 0を水中から水上へと ·浮力で浮上できるよう にする浮力体 7 0を設け るる。 [0016] - 前記重し取付け具 4 2は、 前記したように水中に沈められた場合、 その 水圧によって、 空気室 1 2の内容積が最も減少された際、 すなわち、 第 1 図及び第 2図に示した装置では、 前記圧縮用ビス トン 1 4の先端部が空気 室 1 2の底部に達したときに、 また第 3図に示した装置では、 上部板 2 1 と下部板 2 2とが互いに接合された時に保持していた沈下用重し 4 0を容 器本体 1 0から外すように構成してある。 [0017] 前記重し取付け具 4 2は、 第 1図及び第 2図で示した装置では、 底部 4 6が自重によって開くようにされた沈下用重し 4 0を収容できる箱 4 4 と、 この底部 4 6が開かないように底部 4 6に掛け渡されたワイヤ一 4 8をク ランプするためのクランプ装置 5 0とで構成してある。 前記箱 4 4は、 容 器本体 1 0の下部に垂設してある。 [0018] 前記クランプ装置 5 0について説明する。 符号 5 2は、 ピン 5 4で交差 部を軸支されたスパナ状の保持金具で、 この保持金具 5 2の基部側を拡開 するとクランプ部側も拡開されるようになっている。 この保持金具 5 2の 基部側の一方は容器本体 1 0の下部に固定され、 基部側の他方は自由にし てある。 この保持金具 5 2の基部には、 拡開する方向に—パネ圧を付勢した バネ体 5 6 を取付けてある。 さらに保持金具 5 2の基部には、 前記パネ体 5 6のバネ圧に抵抗して保持金具 5 2の基部を閉じた状態にロックする口 ックレバー 5 8 を取付けてある。 符号 6 0は、 ロック解除ピンであり、 こ のロック解除ピン 6 0は、 その上端部を前記空気室 1 2の底部から空気室 内に突出され、 その下端部は前記ロックレバー 5 8に係止されていて、 口 ック解除ピン 6 0の上端部を下方に押圧した場合、 前記ロック レバー 5 8 のロック状態を解除し、 パネ体 5 6のパネ圧によって保持金具 5 2の基部 とクランプ部とを拡開するようにしてある。 従って、 前記空気室 1 2の内 容積が最も減少—され、 前記圧縮用ピストン 1 4の先端部が空気室 1 2の底 部に達した場合、 翁記ロック解除ピン 6 0が下方に押し下げられると、 口 ックレバ一 5 8のロック状態が解除され、 バネ体 5 6のバネ圧によって保 持金具 5 2のクランプ部が開かれ、 クランプしていたワイヤー 4 8を放す と、 箱 4 4の底部 4 6は自重によって開けられ、 箱 4 4内に入れられてい た沈下用重し 4 0は落下される。 なお、 箱 4 4内に入れられる沈下用重し 4 0は、 海岸に在る砂利などが用いられる。 [0019] 第 3図に示した装置の重し取付け具 4 2は、 沈下用重し 4 0を直接クラ ンプするためのクランプ装置 5 0で構成してある。 このクランプ装置 5 0 の構造及び重し取外し機能は、 第 2図に示したクランプ装置と同じである。 第 3図に示した沈下用重し 4 0は袋内に砂利などを詰めたものでよい。 前記浮力体 7 0として、 第 1図及び第 2図で示した装置では、 容器本体 1 0と箱 4 4に形成された浮力室を採用している。 この浮力室 7 0は、 水 中深くに達すると、 大きな水圧がかかるので、 設計上強固な構造が必要に なる。 このような場合には到達する深さの水圧と同程度の圧縮空気を初め から浮力室 7 0内に入れておくと内外の圧力差が小となリ構造設計上有利 である。 [0020] また、 第 3図に示じた装置では、 前記圧縮空気回収容器 3 0を浮力体 7 0として兼用している。 この浮力体 7 0、 すなわち圧縮空気回収容器 3 0 は、 中空な球形であり、 ロッ ド 7 2によって容器本体 1 0の上部に取り付 けられる。 - ' [0021] 浮力体 7 0内に圧縮空気を入れておくと、 水中の深いところに達したと き水圧に耐えることができ構造上有利であることは前述したが、 第 3図の 装置では、 圧縮空気回収容器 3 0を浮力体 7 0としているため、 この圧縮 空気回収容器 3 内容積に応じて、 圧縮空気の回収操作を繰り返すこと により、 圧縮空気回収容器 3 0内に、 より高圧な圧縮空気を得ることがで き、 より深海の水圧に耐えることができるため、 高圧の圧縮空気を得るの に適している。 [0022] 第 1図及び第 2図に示した装置の作用について説明する。 先ず、 圧縮空 気回収容器 3 0を取り付ける前に圧縮用ビス トン 1 4は最上部まで引き上 げておく。 箱 4 4の底部 4 6 を閉じ砂利などの沈下用重し 4 0を入れ終わ つたら容器本体 1 0の下に箱 4 4を取り付ける。 このようにして沈下用重 し 4 0を容器本体 1 0に取付け海面に吊り下ろした後、 図示しない吊り下 げ用チェーンから外すと、 装置全体はその重みで海中に沈んで行く。 その とき水圧により水流入口 1 8から水圧室 1 6内に水が入り圧縮用ビストン 1 4を押し下げて空気室 1 2内の空気を圧縮する。 さらに沈むと益々水圧 は増大し、 ついに圧縮用ピス トン 1 4の下端は空気室 1 2の底部に到達し、 全部の空気が圧縮空気回収容器 3 0内に入る。 この圧縮空気回収容器 3 0 には逆流防止弁 3 2が付けてあるから空気室 1 2内の空気圧が低下しても 圧縮空気回収容器 3 0内の圧縮空気が空気室 1 2へ逆流しないようになつ ている。 また圧縮用ビストン 1 4の下端が空気室 1 2の底部に到達すると、 クランプ装置 5 0のクランプ状態が解除され、 箱 4 4の底部 4 6が開いて 沈下用重し 4 0が落下し、 浮力室 7 0の浮力作用により全体に浮力が働い て自動的に海面に浮上する。 これで圧縮空気が得られたことになる。 [0023] 次に第 3図に示した装置の作用について説明する。 [0024] 容器本体 1 0の空気流入バルブ 2 8 を開き、 上部板 2 1 を上にして、 下 部板 2 2に沈下用重し 4 0を取付けてクレーンにて吊り下げると、 沈下用 重し 4 0の作用で容器本体 1 0の空気室 1 2内に空気が空気流入バルブ 2 8 を通って自動的に入ってゆき、 容器本体 1 0は円柱形状に広がる。 そこ で前記パルプ 2 8 を閉じる。 重し取付け具 4 2のクランプ装置 5 0に沈下 用重し 4 0を取り付ける。 静かに水中に下げクレーンから取り外す _と、 静 かに水中に降下して行く。 水中深く沈み水圧が増大すると空気室 1 2の空 気は圧縮されて容積は縮小するが、 水平方向には環状の補強部材 2 6があ リ縮小できないので、 主に上下方向に縮小し、 全体として上下に押しつぶ された外観を呈する。 この結果、 空気室 1 2内部の空気は外部の水圧とほ とんど等しい程度まで加圧され一部は圧縮空気回収用容器 3 0の中に収容 される。 さらに一層深部まで沈むと空気室 1 2の容積は水圧によりますま す縮小し大部^ "の空気は圧縮空気回収容器 3 0内に入ると同時に上部板 2 1に取り付けられた突出物 6 2が下部板 2 2に取リ付けてあるロック解除 ピン 6 0を押し下げ、 ロックレバー 5 8のロック状態を解除して、 パネ体 5 6のパネ圧により、 保持金具 5 2のクランプ部を開き、 クランプしてい た沈下用重し 4 0を取り外す。 この沈下用重し 4 0が取り外されると圧縮 空気回収容器 3 0の浮力作用により上昇を始める。 このとき回収用容器 3 0には逆流防止弁 3 2が設けられているので高圧の状態を保持しているの で、 水面まで上昇してきたらクレーンで引き揚げ回収する。 空気流入パル ブ 2 8を開くと空気室 1 2内に空気が入り最初の工程に戻る。 圧縮空気回 収容器 3 0を容器本体 1 0から取り外さないで、 以上の工程を繰り返すこ とにより、 圧縮空気回収容器 3 0内の内容積に応じた圧縮空気を回収する ことができる。 [0025] 第 4図、 第 5図は、 前記の圧縮空気製造装置で作成された圧縮空気を利 用した水力発電における揚水装置を示している。 [0026] 第 4図に示した揚水装置は、 図示しない水力発電装置の上流貯水池 8 0 と発電後の使用済の水を貯めた下流貯水池 8 2との間に、 密閉容器 S 4を 配設し、 この密閉容器 8 4内を上下に摺動されるピストン 8 6を介して上 部にある密閉水槽室 8 8と下部にある空気膨張室 9 0とに隔てて構成し、 前記密閉水槽室 8 8にはこの密閉水槽室内に前記下流貯水池 8 2からの水 を流入するための水流入管 9 2を連結し、 また密閉水槽室 8 8内の水を前 記上流貯水池 8 0に圧送する水圧送管 9 4を連結し、 さらに前記空気膨張 室 9 0には前記ビストン 8 6を押し上げ空気膨張室 9 0の内容積を拡大す るための圧縮空気を圧入した圧縮空気圧入容器 3 0を取付けてある。 この 圧縮空気圧入容器 3 0は前記の圧縮空気製造装置で作成された圧縮空気を 回収した圧縮空気回収容器であり、 この圧縮空気圧入容器 3 0と前記空気 膨張室 9 0との間には第 1制御パルプ 9 6を設けてあり、 この第 1制御パ ルブ 9 6を調節することにより、 圧縮空気圧入容器 3 0から前記空気膨張 室 9 0内へと放出される圧縮空気の放出量を制御している。 図中、 符号 9 8は前記水流入管 9 2に設けられた第 2制御バルブ、 符号 1 0 0は水圧送 管 9 4に設けられた第 3制御バルブ、 符号 1 0 2は空気抜き管に設けられ た第 4制御バルブであリ、 これらのバルブは水又は空気の流れを制御して いる。 [0027] 第 5図に示した揚水装置は、 図示しない水力発電装置の上流貯水池 8 0 と発電後の使用済の水を貯めた下流貯水池 8 2との間に、 密閉容器 1 1 0 を配設し、 この密閉容器 1 1 0内を隔壁 1 1 2を介して密閉水槽室 1 1 4 と下方が開放された空気膨張室 1 1 6 とに構成し、 前記密閉水槽室 1 1 4 にはこの密閉水槽室 1 1 4内に前記下流貯水池 8 2からの水を流入するた めの水流入管 9 2を連結し、 また密閉水槽室 1 1 4内の水を前記上流貯水 池 8 0に圧送する水圧送管 9 4を連結し、 さらに前記空気膨張室 1 1 6に この空気膨張室の内容積を拡大するための圧縮空気を圧入した圧縮容器圧 入容器 3 0を取付けてある。 第 5図の装置は、 圧縮空気圧入容器 3 0から 密閉容器 1 1 0内へと放出される圧縮空気の気泡が浮力により上昇して隔 壁 1 1 2によって隔てられた空気膨張室 1 1 6内に溜るようにしてある。 それ以外は第 4図の装置と同様になる。 [0028] 第 4図及び第 5図に示した揚水装置の作用について説明する。 [0029] 先ず、 初めに下滹貯水池 8 2から水流入管 9 2を通して発電後の使用済 の水を密閉水槽室 8 8, 1 1 4内に流入し、 この密閉水槽室 8 8 , 1 1 4 内を水で満たしておく。 空気膨張室 9 0, 1 1 6の空気は第 4制御パルプ 1 0 2を開いて全部抜いておく。 第 3制御パルプ 9 8と第 4制御パルプ 1 0 2を閉じ、 第 3制御バルブ 1 0 0を開けておく。 空気膨張室 9 0, 1 1 6には圧縮空気圧入容器 3 0の第 1制御バルブ 9 6を僅か開いて取り付け る。 第 4図の装置はピストンを使用した場合で、 圧縮空気圧入容器 3 0か ら放出された圧縮空気の圧力は密閉水槽室 8 8内の水圧よりはるかに大き いからピストン 8 6を押し上げる。 第 5図の装置はピストンを使用しない 場合で、 圧縮空気圧入容器 3 0から放出された圧縮空気の気泡は容積を拡 大しながら密閉水槽室 1 1 4内の水中を上昇し空気膨張室 1 1 6に溜る。 両者の場合ともに圧縮空気は容積を増天し空気膨張室 9 0 , 1 1 6の容積 は次第に増大し、 増加した容積分だけ水は水圧送管 9 4を上昇し管が水で 満たされると上流貯水池 8 0に流入する。 圧縮空気圧入容器 3 0からの圧 縮空気の放出がほとんど止まったら、 第 3制御パルプ 1 0 0を閉じ、 第 4 制御パルプ 1 0 2を開けて空気を抜き、 第 2制御バルブ 9 8を醫けて下流 貯水池 8 2の発電後の水を密閉水槽室 8 8, 1 1 4内に導く。 空気膨張室 9 0, 1 1 6の空気が全部抜けたら、 第 2制御バルブ 9 8と第 4制御パル ブ 1 0 2を め、 新しい圧縮空気回収容器 3 0を取り付けて第 3制御パル ブ 1 0 0を開けて前と同じことを繰り返すことにより、 発電に使用した水 を上流貯水池 8 0に送り、 繰り返し発電に使用ずることができるようにな る。 産業上の利用可能性 [0030] 以上のように、 本発明にかかる圧縮空気の作成方法および作成装置で必 要とされるエネルギーは、 沈下用の重しの重力、 水圧、 及び 王による浮 力であり、 これらはすべて自然エネルギーである。 [0031] また、 上記の圧縮空気の作成方法および作成装置で得られた圧 空気を 利用した水力発電における揚水装置は、 前記の圧縮空気のもつ空気膨張ェ ネルギーを利用して水力発電における使用済の水を発電前の上流貯水池へ と繰返し還元できるようにしたものであるため、 自然エネルギーである水 力発電の能力を、 降水量による制限を超えて最大限発揮できるばかりでな く、 更に水力発電を高層ビルの自家発電にも応用可能である。 [0032] 更に、 上記の圧縮空気の作成方法および作成装置で得られた圧縮空気の もつ空気膨張エネルギーは、 種々のエネルギーに変換可能である。 例えば、 圧縮空気のもつ空気膨張エネルギーを車両や船の推進駆動力として利用で きる。 また、 圧縮空気のもつ空気膨張 3ネルギーを、 気体が膨張するとき 付近の熱を奪う性質を利用した冷却手段として利用できる。 また、 内燃機 関の燃料と圧縮空気を混合して燃料を節約し且つ発生する熱の一部を空気 の膨張に必要な熱として吸収することができる。 また、 圧縮空気を噴霧器 としても利用できる。 このように、 圧縮空気のもつ空気膨張エネルギーは、 種々のエネルギーに変換して利用できるため、 本発明が普及したら現在使 用されている化石燃料を大きく減少させることができる。
权利要求:
Claims O 92/01154 PCT/JP91/00892 ·' 1 2 請求の範囲 . 外部からの水圧に対応して内容積を減少できる構造の容器内に空気を— 密閉し、 この空気を密閉した容器を水より比重の大きい沈下用重しによ つて水中に沈下させ、 水圧によって容器の内容積が減少され容器内の密 閉空気が圧縮された際にこの圧縮空気を容器に逆流防止弁を介して連結 された圧縮空気回収容器内に圧入し、 前記沈下用重しを切り離して、 容 器の 力により浮上させるようにした、 圧縮空気の作成方法。 . 空気を密閉できる空気室をもち、 この空気室を外部からの水圧に対応 してその内容積を減少できる構造の容器本体と、 水圧に対応してこの空 気室の内容積が減少された際に圧縮された空気を圧入するためのこの空 気室に逆流防止弁を介して連結された圧縮空気回収容器と、 これらの容 器を水中に沈下できるようにこれらの容器に取付けられた沈下用重しと から構成された、 圧縮空気の作成装置。 . 前記の沈下用重しは、 水圧に対応して空気室の内容積が最も減少され た際に容器本体から取り外されるように構成され、 この沈下用重しを取 リ外された容器を水中から浮力で浮上できるように浮力体を設けてなる 請求の範囲第 2項記載の圧縮空気の作成装置。 . 前記容器本体を、 密閉された容器本体内にこの容器本体の内壁に沿つ て摺動される圧縮用ビストンを配設し、 この圧縮用ピストンを介して前 記容器本体内を密閉された空気室と外部から容器内に を流入できる水 流入口を形成した水圧室とに隔てて構成し、 水圧室からの水圧によって 圧縮用ビス卜ンを空気室方向に摺動させることにより、 空気室の内容積 を減少できる構造とした請求の範囲第 2項又は第 3項記載の圧縮空気の 作成装置- . 前記容器本体を、 内部を空気室とした容器本体自体を水圧に対応して 一方向に伸縮自在に変形できるような構造とした請求の範囲第 2項又は 第 3項記載の圧縮空気の作成装置。 . 水力発電装置の上流貯水池と発電後の使用済の水を貯めた下流貯水池 との間に、 密閉容器を配設し、 この密閉容器内を摺動されるピス トンを 介して密閉水槽室と空気膨張室とに隔てて構成し、 前記密閉水槽室には この密閉水槽室内に前記下流貯水池からの水を流入するための水流入管 を連結し、 また密閉水槽室内の水を前記上流貯水池に圧送する水圧送管 を連結し、 これらの水流入管と水圧送管には水の流量を制御する制御弁 をそれぞれ設けてあり、 さらに前記空気膨張室にはこの空気膨張室の内 容積を拡大させてビス トンを前記密閉水槽室方向へ摺動させるための圧 縮空気を放出できるてようにした圧縮空気圧入容器を流量制御弁を介し て取付けてなる、 圧縮空気を利用した揚水装置。 . 水力発電装置の上流貯水池と発電後の使用済の水を貯めた下流貯水池 との間に、 密閉容器を配設し、 この密閉容器内を下方が開放された隔壁 を介して密閉水槽室と空気膨張室とに区分けして構成し、 前記密閉水槽 室にはこの密閉水槽室内に前記下流貯水池からの水を流入するための水 流入管を連結し、 また密閉水槽室内の水を前記上流貯水池に圧送する水 圧送管を連結し、 これらの水流入管と水圧送管には水の流量を制御する 制御弁をそれぞれ設けてあり、 さらに前記空気膨張室の下方位置には圧 縮空気の放出によリ気泡を空気膨張室内に溜めて空気膨張室の内容積を 拡大するため圧縮空気を放出できるようにした圧縮空気圧入容器を流量 制御弁を介 て取付けてなる、 圧縮空気を利用した揚水装置。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-01-23| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU BG CA HU KR NO PL RO SU | 1992-12-22| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2086089 Country of ref document: CA |
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